どうもこんにちは。ハロー辰巳台デンタルクリニック院長の藤田です。
久しぶり・・・・・・というより、ここへの投稿は初めてになります。
先日姉と甥っ子が来院しました。
↓が甥っ子のコウキ君
写真は2年ほど前のもので今年から小学校に通い始めています。
むし歯は幸いにも1本もありませんでしたが、残念ながら歯並びに問題があります。
生え始めてきた大人の歯に対して顎の成長が不十分です。このままのスピードで成長すると将来前歯がガタガタになってしまいます。
矯正治療はなるべく早く治療を開始したほうが本人の負担も金銭的な負担もかなり少なくすみます。
小学生低学年のうちならば小さなマウスピースなどで治療可能なことが多いですが、中学生になってしまうと拡大床といってかなり大掛かりな装置が必要になってしまいます
こんな装置です↓
中学生を超えても歯並びが良くないとこのような大掛かりな装置で治療する必要が出てきます。
治療期間も2年3年を超えてしまうこともよくあります。
してがって、なるべく早く気づいてあげて、こうなってしまう前に治療するのが大事です。
早期治療が大切なのです。
5歳や6歳くらいのときに周りの大人が気づいてあげれば比較的簡単な処置できれいな歯並びを作ってあがることも可能です。
私は『10歳までのむし歯は本人ではなく周りの家族の方の責任である』と考えています。なぜなら、周りの大人がきちんと教えてあげていれば防げるむし歯だからです。
それに対して、矯正治療、きれいな歯並びとは、必ず必要なものではありません。歯並びが悪くても立派に社会生活を送っていられる方は数多くいらっしゃいます。
しかし、きれいな歯並びを持つことで有利になることは多く存在します。
もちろん見た目が美しくなるということは元雄も大きな利点ですが、それだけに限らず
・むし歯になりにくい
・歯の掃除がしやすい
・歯周病になりにくい
・顎関節の病気になりにくい
・喘息や無呼吸症候群になりずらい
等々、挙げていけばキリがありません。
矯正治療は『必ず必要』な治療ではありません。しかし、行うことによるメリットは数多くこれは『周りの大人が本人に与えることが出来る大きなプレゼント』だと私は考えます。
お子さんの歯並びに不安のある方はぜひともご相談ください。
あ。甥っ子のコウキ君の治療過程も順次発表していきますね(笑)